甲府青果株式会社は、全国から集荷した青果物を小売店などへお届けする青果物卸売業を長きに渡り営んでまいりました。
その歴史は古く、創業は明治39年（1906年）に遡ります。人口増加と経済成長を背景とした大手小売量販チェーン店の成長に呼応する形で事業拡大を続け、2021年には甲府市下曽根町の新社屋へと移転。コールドチェーンによる品質管理を実現するとともに、山梨県内および静岡県、長野県、西東京のお客様に対して、新鮮かつ安心・安全な商品をお届けすることで地域社会に貢献することを社会的使命としております。

弊社のビジネスの主たる顔は「青果卸売業」ですが、これまでも時代の変化、環境の変化、一般消費者のライフスタイルの変化に対応することで、商品の小分け・袋詰めなどの「パッケージ機能」や、カットフルーツなどの「製造機能」、冷蔵機能付トラックによる「店舗配送機能」などの機能・付加価値を充足・強化してまいりました。
さらに2023年11月より、山梨県内の大手スーパーマーケットチェーンへ事業承継したことを機に新たなビジネスモデルの構築にもチャレンジしております。
また物流に関しても単なる青果物流に固執することなく、サプライチェーン全体の最適化を目指した合理的なロジスティクスの仕組みを構築してまいります。そこには従来の競合の発想ではなく、新たな協業・協調の取組みが不可欠であり、ご賛同いただける取引先様との業界の垣根を超えたBtoBのビジネスモデルがあるものと確信しております。

青果卸および物流事業はまだまだ大きな可能性を秘めたビジネスです。
全国の産地・生産者の皆様、各お取引先企業の皆様および各種農業法人の皆様との取組みをさらにブラッシュアップしつつ、新たな発想とチャレンジを共有してまいりたいと考えておりますので、今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。